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10年目のAED(自動体外式除細動器)

最近、公共施設などでAEDの看板をよく見かけませんか?今回はこのAEDについての話題提供です。
心肺停止状態に対する処置、心肺蘇生術の決め手として期待を寄せられるAED(自動体外式除細動器)、医療従事者以外の使用が認められて2014年で節目の10年。心肺停止状態は数分以内の心肺蘇生術開始が社会復帰を左右します。すでに導入された欧米では、心肺停止状態となった方がAEDのおかげで社会復帰を遂げる例が数多くあるものの、日本では設置されているAEDの数に比較すると、まだまだ運用がすすんでいないと産経新聞の記事は伝えています。
とくに小中高等学校ではAEDの普及率は98%を超えているとのこと。これからの日本を背負って立つ児童生徒など子供たちの生命はこれによって救われて欲しいと願います。しかしながら学校現場では普及しているからこそのトラブルもあって、AEDが設置さているにもかかわらず、これが適切に運用されなかったと学校側が訴えられるような事例もあると記事は伝えています。う~ん、学校の先生は大変です。
市民への心肺蘇生術講習会(もちろんAEDの使用法も含む)も頻繁に開催されていますが、絶対的に受講者が少ないのか?受講していてもイザとなったら足がすくんでしまうのか?はたまた、まだまだAEDの設置台数が不足しているのか?
欧米に比較して低い「心肺停止状態からの社会復帰率」・・・10年を節目に総括するべき時期を迎えているのかもしれません。

(参考文献は産経新聞204/6/18記事から)

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